当サイトのスピリチュアルお茶会に来られるお客様や、セミナーを受けに来られるお客様の中で、潜在意識の中に親から受けてきた負の影響が蓄積されている方が、かなりの割合でおられます。
親は、子供の潜在意識の中にどのような負の影響を与えているのでしょうか?
子供は、どうやってその負の影響から開放逃れたら良いのでしょうか?
今日は、親が子供のの潜在意識に与える影響について、書いてみようと思います。
子供の人生に関わる親からの負の影響
親が子供に与える(与えてきた)影響というものは本当に大きいです。
私も、昔から親からの負の影響がかなりありましたが、それに気づき自分で対処ができるまで3年くらいかかりました。
それでも、会った時に自分の中にあるスイッチを押されてしまうと、昔の波動に戻ってしまうので、本当に用心しています。
今まで色んな見えないものと対峙してきましたが、一番恐ろしいのは自分の親です。
それくらい、身内である親から受けた影響は大きいものなのです。
親が子供にコードを刺すことは良くあること
これはスピリチュアルをやっていると、あるあるなことなのですが、親は子供にコードを刺す傾向が、意外と多く見られます。
その理由は、さまざまです。
「子供が心配で心配で、たまらない。だから私がコントロールしなければ!」
と思っていたり。
「子供は親の言うことを聞くのは当たり前!逆らうなんてあり得ない」
と思っていたり。
「自分の子供が私以上に幸せになるはずがない。いや、私以上に幸せにならないでほしい」
と思っていたり。
「私の子供は、今は自由にしているけど、いつかは私の面倒を見てくれるはず。だから帰ってくるのを心から願っている」
と思っていたり。
これら以外にも色んな思いがあり、親は子供にコードを刺します。
その親から刺されるコードが、子供に負の影響を与えるのです。
子供が親にコードを刺されやすい理由
子供は、自分の親以外からコードを刺されそうになると、意外としっかり「NO」が言えます。
※私は、以前は誰に対してもNOを言うことができませんでしたが^^;
ですが、こと親のからのコードに対しては、「NO」を言うことができなくなるのです。
その理由は、親に対してNOを言うように教育されていないからです。
潜在意識の中には、膨大な情報が蓄積されています。
その情報は、生まれてから大人になるまで、体験したことや感じたことなど、すべての情報が蓄積されています。
その潜在意識の中に占める親からの教育の部分は、とても大きなもので、
「この世の中で、唯一信じられる人」の情報として組み込まれているからです。
そして、親も子供のことを良く知っています。
私は、それを【親だけが知る子供のスイッチ】と呼びますが、親は子供のスイッチを潜在意識的に把握しています。
そして、親がそのスイッチを押すと、子供は「YES」と言わざるをえないようになってしまうのです。
だから、子供は親から刺されるコードに対してだけは「NO」を言えず、強く負の影響を受けてしますのです。
親離れ、子離れが大切
親子間で、どうしても負の影響を与えあってしまう場合、対処法は一つ。
潜在意識のレベルで「NO」を言うこと。
そして、それを行動に移せるようになることです。
そのためには、精神面や行動面で、親離れ・子離れをすることです。
互いに頼らない、期待しないこと。
親も子供に頼らない、何の期待もしない。
そしてもちろん、子供側も親に頼らない、何の期待もしないこと。
親は子供に頼ってはダメだけど、子供は親に頼って良いなんて都合の良いことはありません。
子供は、しっかり自分の足で立ち、「自分の責任は自分で取る!」という気持ちを持って行動しましょう。
コードを刺されるのは、すべて自分に原因があるのです。
少しでも心に甘さがあると、「NO」を言っていたとしても、すぐにコードを刺されるので気をつけなければいけません。
親が子供に与えた男女関係に関する情報
これも良くあるパターンです。
両親の仲が悪かったり、親が子供に与えた仕打ちにより、子供の潜在意識に負の男女関係の情報が蓄積され、子供の恋愛のパターンや結婚生活のパターンに反映されます。
子供は未成年で、どうすることもできないので、目の前にある事実を飲み込むしかありません。
ですが、無理に飲み込んだとしても、ずっと消化できないでいます。
その消化できない情報が潜在意識の中で生きており、その後の思考や言動になるのです。
負の連鎖を断ち切るには
自分の中に蓄積された負の情報は、繰り返し再生され目の前に映し出されます。
例えば、失敗ばかりしていると、失敗する癖がついてきます。
失敗して当たり前になるのです。
それとは逆に、一回成功すると、成功する癖がついてきます。
成功して当たり前な状態になるのです。
これと同じように、負の連鎖を断ち切るには、まずは、自分の中に蓄積された負の情報をクリアして、新しい情報を蓄積していかなければいけません。
過去の消化不良の情報をクリアするには、過去の書き換えをします。
そして、次に新しい経験(情報)を自分の中に蓄積していかなければいけません。
今までとは違う、良い経験(情報)です。
良い情報もデータ?ちょっと特殊な出来事
この特殊な出来事は、わたくしメタさんが実際に体験した出来事です。
実は、わたしも親が離婚をしています。
私の中に蓄積された夫婦像は、負の情報でした。
そのため、私は以前は、女性と付き合うことや、結婚に関して
- 「不自由になってしまう」
- 「人を養うことなんて無理だ」
- 「夫婦はどうせ仲が悪くなって離婚をするんだ」
という思い込みがありました。
ですが、結婚という自体に直面した時、負のデータが新しいデータに書き換わるということが起きました。
天界の誰かに、結婚後の未来をずーっと見せられていました。
「すごく楽しそう。。こんな未来になるのなら結婚してみても良いかも…」
思わずそう思ってしまうくらい、素晴らしい結婚生活でした。
この負のデータから、良いデータへの書き換えは、私が意図的におこなったことではありません。
誰かがやったのだと思います。
不思議ですが、それ以来、結婚に関してすごく積極的に行動ができるようになりました。
だって、「上手く行く」という保証がついた結婚なんですから、結婚しない手はないですよね^^
多分ですが、成功のデータが自分の中にある人は、同じように「こうなるからやらない手はない」と思って行動できるのだなと思います。
親と子の距離感でわかる潜在意識の中の状態
例えば、職場の同僚と自分。
この距離感の相手だと、潜在意識的にも行動的にも、何の心の引っ掛かりもなく「NO」が言えますよね。
ですが、親と自分の距離が、職場の同僚と同じ距離感に離れてしまうとなると、「何だかさみしい…」と感じたりしませんか?
それが潜在意識の中に蓄積しているもので、「NO」を言いづらくしている部分であり、親が知っているスイッチでもあります。
確かに、親子は血がつながっていて、家に関わる何かの部分を共同でおこなわなければいけないこともあります。
ですが、それはそれ。
子供と親は、まったく別々の人間なのです。
「子供は親の分身ではない」と思うことの大切さ
今回、この記事には、親からの負の影響を回避できる裏技は書いてありません。
なぜなら、子供の方の、考え方や行動が変わっていかないと、親からの負の影響は逃れられないからです。
一つ大事なことを言うのであれば、「子供は、親の分身ではない」ということ。
これは、子供である皆さんに伝えたいことです。
子供と親は、まったく違う人間だと思っても良いくらいです。
そう思えることができて、ようやく対等に「NO」が言える仲になり、負の影響を受けなくなる行動を取ることができます。
コメント