スピリチュアルの世界には、さまざまな言葉がありますが、運気やエネルギーを吸い取るエナジーバンパイア(エネルギーバンパイア)という言葉もあります。
エナジーバンパイアとは、いったいどういうものなのでしょうか?
エナジーバンパイアにエネルギーを吸い取られる人の特徴もあるようなので、その撃退法やエネルギーを吸い取られないための対策も下記に書いてみました。
運気やエネルギーを吸い取られているかもしれないと思った方は、参考にしてみてください。
エナジーバンパイア(エネルギーバンパイア)
エナジーバンパイア(エネルギーバンパイア)とは、人の運気やエネルギーを吸い取って、自分のエネルギーにしてしまうタイプの人です。
エネルギーバンパイアのありきたりな特徴を並べると、
- クレクレ君
- その人にいつも振り回され疲れてしまう
- 自分の足を引っ張る人
- 常に自分を押さえ込もうとする人
- 意味不明な権利を主張し奪っていく人
などが上げられます。
エナジーバンパイアはいない?
この手のブログを読んでいると、「エナジーバンパイアはいない」という意見もちらほら見られます。
エナジーバンパイアという考え方は、運が悪かったりするのを人のせいにしているだけ。
すべては自己責任。
自分が見える世界はすべて自分が作り上げている。
運が悪ければ、運が良くなるように努力すべき。
という論調です。
私としては、「エナジーバンパイアはいないとは思わないけど、一理あるかな」という感じています。
住む世界によって引き寄せる現実
エナジーバンパイアのいる世界にいる人は、エナジーバンパイアに出会うし、エナジーパンパイアのいない世界に住んでいる人は、エナジーバンパイアに出会わない。
上記に書いてあるとおり、エナジーバンパイアが来るのは誰のせいでもなく、自分が引き寄せていると思います。
下記の記事でも書いていますが、次元もいくつもあって、人の住み心地の良い世界もいくつもあります。
好きなもの引き寄せて、それを現実化しているのですから、エナジーバンパイアにエネルギーを吸われることを了承している人は、エナジーバンパイアが来ます。
いや、もっと言い方を変えると、
普通のなんでもない人をエナジーバンパイアにしてしまい、自分のエネルギーを吸い取る役割にしてしまうのです。
エナジーバンパイアを自分の周りに作ってしまう事例
先日のお悩み相談の際に、相談者の職場で陰湿ないじめに合って精神的にもまいってしまい、その後すごく大変なことに巻き込まれ、「会社側から訴えを起こされるかもしれない」という内容の相談がありました。
その相談者の話しを聞くと、まさにエネルギーバンパイアが周りにうじゃうじゃいるような内容でした。
ただ、私は少し違和感を持ちました。
それは、その方の考え方や心持ちの部分です。
その方は、
- 嫌なことをしてくる人でも、きっと良い部分があるはず
- 犯罪を犯してしまうのはきっと教育を受けられなかったのよ
- 戦うくらいなら私が負ける方がいい
- いじめられるのは誰のせいでもない。きっといじめられる私のせいなの。
- 家族だけは、私が犠牲になってでも助けたい。
- 会社から離れられるのであれば、退職金もいらないし、こちらがいくらか払うことも考えている。
というような考え方でした。
もちろん、考え方としては、とても優しい人柄だし、悪い性格の要素は一切見当たりません。
ですが私は、
「この考え方や心持ちが、現実化してしまい、周りにエネルギーバンパイアを自動的に作り上げてしまっているのかもしれない…」
と、感じました。
自分を犠牲にするのではなく自分を大切にすること
その相談者の方の考え方は、基本的に、
「私が犠牲になれば、すべて丸くおさまるのよ」
という考え方で、言葉や行動にもそれが現れていました。
そこで、その考え方に少し矛盾を感じた私は、こうアドバイスさせて頂きました。
よく、自分が犠牲になることでハッピーエンドになるアニメはありますよね。
ただ、私はそこに少し疑問を感じるんです。
自分が犠牲になって、自分が死んでしまって、その後、大切なものは誰が守るんですか?
唯一守れるはずの人が死んだら、その後残った守りたい人達を守りたくても守れないじゃないですか。
アニメのハッピーエンドは、現実世界ではまだまだ途中経過。
だから、誰かを守るには、自分が犠牲になるのではなく、自分を守らなければいけないんです。
エネルギーを奪いにくるものに負けていてはダメ。
奪いにくるものに勝って、二度と奪われないように追い払わなければいけない。
平和を願うなら、まず防衛
チベットやウイグルの事を知っている方はおられますでしょうか。
(気になる方は、「チベット ウイグル 弾圧」などのキーワードで検索してみてください。)
チベット族は、中国軍からの実行支配に対して、戦うことをしませんでした。
その結果、幾人もの人が中国軍に虐殺されました。
それでも、信念を貫き、絶対に戦いませんでした。
でも、なんとか自分達の気持ちをわかってもらおうと、中国政府に抗議の意を示すために自分自身に火を放ち、焼身自殺をした人もいます。
ですが現在も、チベットは中国軍が実行支配している状態が続いています。
東トルキスタン(現ウイグル自治区)では、中国が実効支配した後、46回もの核兵器の実験が行われ、19万人の人々が亡くなっています。
とても綺麗なことを言ってしまうと、もしかしたら中国がエナジーバンパイアではなく、チベットやウイグルの人達の考え方や心持ちが、中国をエナジーバンパイアの役割にしてしまったのかもしれません。(※決して、中国のやり方を正しいと言っているわけではありません。)
周りにいる人をエナジーバンパイアにしたくなければ、奪いにくるものに対して、防衛しなければいけなかったのです。
防衛とは、威力を持ち威嚇して、奪いに来るものを近づけないようにすること。
あまりにしつこいのであれば、威力を用いて戦う覚悟が必要でした。
残酷な話しですが、自分が犠牲になったとしても、奪いにくる目的がある者は、目的を果たすために容赦なく奪いにくるのです。
支配することが相手の目的であり、その目的を果たせる相手役に自分が選ばれたのなら、それが実現化しても仕方ありません。
それが、引き寄せの法則でもあります。
エナジーバンパイアの撃退法と対処法
上でも書いたとおり、エナジーバンパイアは自分自身が引き寄せています。
エナジーバンパイアにエネルギーを奪われたくないのであれば、下記のことを念頭に置いて、言葉を発し、行動を起こしてください。
基本的な対処法
- 自分を犠牲にしないこと
- 自分自身を守る勇気を持って行動すること
- 大切なものは絶対に差し出さないこと
撃退法
- 奪いに来るものに対しては、「NO!」を言うこと
- しつこい場合は、威力または武器を持って威嚇すること
- 戦わなければいけない場合、勝つための材料を揃え、徹底的に勝つ姿勢でいること
見えないところでやられる場合の対処法
- 波動を上げる(周波数が合うから攻撃を食らう、波動を上げれば周波数が変わるので届かない)
- 相手から自分を見えなくする(波動が低いところから波動が高いところは見えにくいのでステルス戦略が可能)
- プロテクトや結界(万が一のために、防御)
- 天からの鉄槌(あまりにしつこい場合、やっちゃいましょう)
まとめ
奪いに来るものに対しては、自己防衛ということが必要不可欠になります。
しかも、相手が「ここには絶対に近寄ってはならない…」と思わせるくらいの威力を持つことが防衛には必須です!
威力の手段は、近寄らせない威圧感でも良いですいし、言葉での威嚇でも良いですし、行動での威嚇でも大丈夫です。
多分ですが、そのレベルになれば、ネガティブなものを自然と寄せ付けなくなるので、エナジーバンパイアと出会うことも無くなると思います。
エナジーバンパイアの住む世界から、エナジーバンパイアのいない世界に移り住むことができます。
もしあなたの周りにエナジーバンパイアがいるのなら、
「少しでもエネルギー奪おうとしたら、こちらが殺られてしまう」
と相手に思わせることをやってみましょう。
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