神社やお寺、神様やご先祖様、龍や宇宙系、黒魔術や白魔術、天使や悪魔。
人は見えないところにお願いをして、奇跡が起こることを願います。
ここで、一回奇跡が起こると人の心の中でどういう現象が起こりやすくなると思いますか?
足らない物を埋めようとして心がよりいっそう弱くなり、闇が発動しやすくなるのです。
見えない存在が奇跡を起こしてくれると
今回は、前回の記事の関連話になります↓
スピリチュアルの世界では、よく「見えない存在にお願いをしましょう」ということを教える人がいます。
見えない存在は、実際に存在するので動いてくれます。
結果として、実力以上の出来事が起きることも多々あります。
そして、実力以上の出来事が起こると、人はどうなると思いますか❓
- 「また願いを叶えて欲しい」
- 「もう一度同じ奇跡が起きないだろうか」
と思い始めます。
つまり、実力以上の出来事が起こることを当たり前のように望んでしまうんですね。
心の弱さを増長させる存在も奇跡は起こせる
普通であれば、実力の天井を上に引き上げようと努力するのですが、それをしようともせずに実力以上のものを得ようとする。
これが心の弱さ(心の中の闇の部分)です。
その心の弱さ(心の闇)がある状態で、さらに見えない存在にお願いすると、どうなると思いますか?
例え、見返りを求めない天使にお願いしたとしても、心の闇を利用しようとする悪魔が天使に化けていることもあります。
「天使にお願いしているはず」と認識していても、実際には簡単には契約解除できない悪魔との取引をしている場合もあります。
そういうことになっていることは、本人には絶対にわかりません。
なぜならば、心の弱い部分で物事を見て選択しようとしているのであれば、その心の弱い部分を満たしてくれる存在は、良い存在だと認識してしまうからです。
じゃあ、どういうふうに見えない存在からサポートしてもらえば良いの?と思いますよね。
見えない存在は、人と同じ。 それぞれの意志を持っている。
そこで、まず見えないところがどういう意図を持ってサポートしているのか?を説明します。
まず、見えない次元は、無数にあります。
その中に、天界という次元もあり、天使という存在もいます。
魔界という次元もあり、地獄という次元や、黄泉の国という次元もあります。
なので、悪魔も実際にいますし、鬼もいます、龍もいますし、宇宙人もいます。
ここで重要なのは、見えないところを全て一括りにしてはいけないということです。
それぞれの次元の、それぞれの存在には、意思があります。
つまり、人間と同じ。
何かの意思に基づいて、動いています。
人の心の闇を増長させようとする意志を持つ存在もいる
なので、見えない存在は、人間の願いを叶えるために存在しているわけではなくて、自分の意思のおもむくままに行動しているという認識が必要です。
それは、見返りを求めないと言われている天使も同じ。
だから、見えない存在と方向性が合致した時には、サポートしてくれます。
なので、上で書いたように
- 心の弱い部分
- 我欲
などの心の闇が発動してしまった場合は、真っ先にその流れを欲している存在があなたに近づいてくるわけです。
しかも、その欲を叶えてくれるかのような雰囲気で。
だから、本当に天使にサポートしてもらいたいと思うのであれば、心の闇(心の弱さ、我欲)を発動させないことが重要です。
心の光の部分を広げよう
重要なのは、心の光の部分を強くして、心の可動域を広げること。
そして、「本来の自分がやりたいことを見つけ、それを自分で叶える」と覚悟をすることです。
すると、実力が無い場合は、自分で実力の天井を引き上げようと努力します。
人とうまくコミュニケーションが取れない場合は、人のせいにせず、自分がレベルアップしようと思います。
商売が上手くいかない場合は、なぜお客さんに見えもらえないんだろう?とか、どうすれば人に知ってもらえるんだろうとか、真剣に考え、行動を起こし、仮説と検証を繰り返し、失敗を繰り返しながらも成功するまで努力します。
人のせいにせず「今までの自分から変わろう」と真摯に向き合い努力する心は、強き心。
心の光の部分です。
その状態で、実力にともなった現実が起こるようにサポートに入るのが天使です。
天使のサポートというのは、「願いを叶える」ということではなく、「連携を取を取る」という感覚ですね。
自分達の努力や行動に、天使たちの重要な仕事が絡んでいると、大きく物事が動き、奇跡が起こったように見えることが、ごくまれにあります。
まとめ
見えない存在と繋がる時、見えない存在にサポートをお願いする時は、我欲などの心の弱い部分を持ったままの状態は非常に危険です。
- 「自分がやりたいことは、自分自身で叶える」と覚悟すること。
- 実力の天井を引き上げる努力をすること。
- 見えない存在がサポートしてくれて、たまたま実力以上のことが起こっても、「見えない存在が動きたいように動いているだけであって、私の願いを叶えてくれたわけではない」と認識すること。
奇跡が起こったあと、
- 見えないところへの過剰な期待
- 願いを叶えてくれたという感覚
が命取りになります。
一度、欲を満たす感覚を得ると、心の中の快楽主義的な部分は、もう一度その快感を得ようとします。
心の中の快楽主義的な部分は、足らないものを埋めようとする心。
光ではなく、闇の部分です。
見えない存在と関わる時は、自分の心の状態を外側からと内側からとしっかり解析して、調整をかけておくことが重要です。
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