筋肉反射テストの中でよく聞くのがオーリングテスト(Oリングテスト)。
ネット上では、「オーリングテストに信憑性は無い」や「嘘の答えが出る」など、色んな噂がありますが、実際に、デタラメな答えが出ることなど多々あることなのです。
ですが、デタラメの答えが出るのには、きちんとした理由があります。
できるだけきちんとした正解の答えを導き出すのには、やり方があるので、下記で説明してみました。
オーリングテスト
私は、【オーリングテストで遊んでみようの会】というスピリチュアルお茶会をやっています。
そのお茶会に来られる方は、今までオーリングテスト(Oリングテスト)をやったことが無い方に対して、オーリングテストで色々遊んでみた結果、
- 最初から上手くできる人
- 最初は上手くできない人
- 嘘の結果が出てしまう人
など、色んなパターンがあることがわかりました。
オーリングテスト初心者さん達と関わってきて自分なりに発見したことを、この記事にメモとして残させて頂きたいと思います。
Oリングテストをやってみた時に起きた出来事の記事
下記は、お茶会やセミナーなどで、Oリングテストを実際にやった時に起こった出来事を書いています。
Oリングテストを上手く活用するとどのようなことに役立てるのか、参考にされてみてください↓
基本的なやり方
オーリングテストは一人ででもできますが、基本としては二人一組でやります。
まず、オーリングテストをやってもらう人に、親指と人差し指でOの形のリングを作ってもらいます。
Oリングを作っている指の力が強すぎる場合、人差し指を、中指、または薬指、または小指と変えて行くことで、指をくっつける力が順に弱くなっていくので、それでOリングの力を調節していきます。上の写真は、人差し指と親指でOリングを作っている状態です。
引っ張る側も、引っ張る力が強すぎる場合、人差し指を、中指、または薬指、または小指という順番で指を変えて、引っ張る力を調節していきます。写真は、人差し指と親指で引っ張っている状態です。
もう一人は、そのOの形のリングの親指ともう一つの指を、親指と人差し指でつまみます。
そして、Oの形のリングを引き離そうという力を加えます。
この時、最初からグンと力を入れすぎてはいけません。最初は小さい力で、じわ~っと引っ張る力を強めて行きましょう。
まずは、何も聞かない状態で、Oリングが開くか開かないかの力でやってみましょう。
オーリングが開くか開かないくらいの力で引っ張るのが、基本的な力の入れ具合と覚えておきましょう。
自分にとってプラスになるか、マイナスになるかを調べてみよう
引っ張る側が、基準となる引っ張る力を覚えたら、
Oリングを作る人が、Oリングを作る反対の方の手に、何か調べたい物を持ってもらいましょう。
(身近にあるサプリメントでも、なんでも良いです。)
この時、指が離れなければ、Oリングを作る人の体のエネルギーがプラスに働いています。
下記のように、力が入らず指が離れてしまう場合、体のエネルギーがマイナスに働いています。
Oリングを作る人の体にプラスのエネルギーが流れていれば、Oリングを作る人がそのサプリメントを飲んで良い影響があるということです。
Oリングを作る人の体にマイナスのエネルギーが流れていれば、Oリングを作る人がそのサプリメントを飲むと、良くない影響があるということです。
サプリメントの種類で測っても良いですし、サプリメントの数で測ってみても良いです。
色々アレンジしてやってみてください。
このようにして、色んな物のエネルギーの良し悪しを聞いたり、物事のYES or NOについて聞いて行きます。
上手く力が入る人と全く力が入らない人
上記の方法が基本的な方法なのですが、オーリングテスト初心者の場合、何を聞いたとしても、YESもNOもどちらも力が入らず、ふにゃふにゃとOリングが開いてしまう人もいます。
上手くできるできないその違いとは、何なのでしょうか?
オーリングテストが上手くできる人の傾向
上手くできる人の傾向としては、ペンジュラムを習っていたり、スピリチュアルが好きで、パワーストーンなどが好きな人は、最初から意外と上手くできます。
※ただし、パワーストーンを身に着けた状態だと、エネルギーが常にがプラスに働いているので、結果が良く出ることが多々あります。できれば、パワーストーンを身につけていない状態の方がおすすめです。
オーリングテストが上手くできない人の傾向
最初は上手くできない人もいます。
オーリングテストを初めてやる方にむけて、最初にオーリングテストをやる場合、最初に聞くことがいくつかあります。
それは、
- オーリングテストをしても良い?orしてはダメ?
- あなたの体は男性ですか?女性ですか?
などです。
この2つを聞いて、YESもNOも、どちらも「ふにゃふにゃ」指が開いてしまう方がおられます。
この場合は、筋肉反射テストができる段階まで来ていない状態にあります。
筋肉反射テストができるようにするためにやった方が良いこと
筋肉反射テストができない理由は、体のエネルギーの流れの循環が悪いのが一つの原因として上げられます。
通常、健康な人は、体のエネルギーの流れがすごく良いのですが、不健康な人は、上手く循環ができていません。
上手くエネルギーの流れが循環していないと、力を入れようと思っても、上手く力が入らないのです。
この場合には、まずはグラウンディングのやり方を教えて、体のエネルギーの流れ(循環)を良くしてもらいます。
グラウンディングをやって、ある程度からだのエネルギーの循環が整うと、少量の筋力でかなり力が入りやすくなるのが特徴です。
そして、その状態にまでなると、自分にとってプラスのエネルギー、または自分にとってマイナスのエネルギーの状態を教えてくれやすくなります。
これでオーリングテストができる準備が整います。
一人オーリングテスト
さて、皆さんがとても興味のある一人オーリングテストの方法です。
これは人によってやり方が違いますが、私がやっている方法をご紹介します。
※一人オーリングテストは、2人1組でやるよりもデタラメに出る可能性も高くなりますので、下の注意事項まで良く読んでくださいね。
まず、利き手では無い方の手(力が入りにくい方の手)で、小指と親指でOリングを作ります。
※利き手では無い方が力が入りにくいですし、小指と親指でOリングを作ることで、更に力が入りにくくなります。
そして、利き手の親指と人差し指を、そのOリングの中に差し込みます。
Oリングに差し込んだ親指と人差し指を広げ、Oリングを引き離そうという力を加えます。
これで、色んなものを
- 見て「YES or NO」
- イメージをして「YES or NO」
という感じで測ります。
YESの場合(自分にとってプラスのエネルギーが働いている場合)、くっついたOの形のリングは開きません。
NOの場合(自分にとってマイナスのエネルギーが働いている場合)、くっついたOの形のリングが開いてしまいます。
ただし、普通にやっていても、間違った答えが出ることも多々あります。
間違った答えが出るには、きちんとした理由がありますので、下記をご覧ください。
嘘の結果が出てしまう?信憑性はどうなのか…
同じ筋肉反射テストでも、ペンジュラムは力を抜いてやります。
ですが、オーリングテストは、ペンジュラムよりも数倍多く筋力を使います。(※慣れると力を抜いた状態でもオーリングテストはできるようになりますが。)
そのため、自分の希望することや期待すること、自分の欲がモロ出やすいのが特徴です。
そういうことも、あり、「オーリングテストで出る答えは嘘」だとか、「オーリングテストには信憑性がない」などと言われています。
【実験】嘘の答えの出すやり方をやってみよう
さて、ここで実験です。
あえて嘘の答えを出す方法をやってみましょう。
まず、目を閉じて、自分の目の前にお水が入ったコップをイメージしましょう。(実際にはコップは目の前に置かないでくださいね。)
さらに強く、あたかも実際に目の前にコップがあるかのように、強くイメージしましょう!
「私の目の前に、お水が入ったコップがある。コップがある。コップがある。。」
それを強く強くイメージして、そして、
「私の目の前に、お水が入ったコップがありますか?」
とオーリングテストの「YES or NO」で聞いてみてください。
YESと出ませんか?
そうなんです。
強くイメージすることで、実際には無いコップが、「ある」と出てしまうんです。
なぜ「無い」ものが「ある」と出てしまうのか?
実は、筋肉反射テストは、エネルギー状態の良し悪しを測るための方法なので、自分の中だけで起きていることでも筋肉反射として出てしまうことがあるのです。
つまり、お水の入ったコップが無いのに、強く「ある」とイメージすることで、自分の中の見えないエネルギーで、目の前にお水の入ったコップを作り上げてしまっているんですね。
目に見えないエネルギーでお水の入ったコップを作っているから、エネルギー状態では「ある」と出ていますが、エネルギーは目に見えないので、物質として見えないだけなんです。
(実はこれ、エネルギーワークにも繋がることなんですよ^^)
できるだけ正しい答えを出すために注意するべきこと
オーリングテストという、せっかく良い方法を知っているので、できるだけ精度を上げたいですよね。
オーリングテストを正しくやるためには
- 感情の上下を真っ平らにする
- エネルギー状態の良し悪しだけを聞くようにする
- 慣れている人に「正しくできているか?」を確認してもらう
この3つをしっかりやった方が良いです。
感情の上下を真っ平らにする
感情が上下することで、自分の中に期待が生まれます。
- 「こうあってほしい!」
- 「こうなんじゃないか?」
- 「いや、そうでは無いはず…」
そういう思いが、オーリングテストの結果をブレされます。
一例を上げると、2人1組でオーリングテストをやる際に、
声に出して「あなた潜在意識は◯◯を良いと思っていますか?」と聞くよりも、
声に出さないで「あなた潜在意識は◯◯を良いと思っていますか?」と聞く方が、
力が入る入らないの差が素直でわかりやすいのです。
声に出すと、Oリングを作る側の表層意識の期待値が筋肉反射に反映しやすいからなんですね。
そういう意味でいうと、2人1組のオーリングテストよりも、自分の聞きたいことがわかってしまう一人オーリングテストの方が、かなりデタラメに答えが出る傾向にあります。
私も、一人オーリングテストをやり始めた当初、ペンジュラムとは違う答えが出ていたことに困惑していました。
ペンジュラムは、力を入れないので期待値を反映させにくいのですが、オーリングテストは、どうしても力を入れなければならないため期待値が反映して、ペンジュラムと一人オーリングテストとでは、出る答えが違うという結果が出てしまうのです。
オーリングテストの精度を上げるには、感情の波が無い状態、期待値が無い状態で「YES or NO」を聞くようにしましょう。
エネルギー状態の良し悪しだけを聞くようにする
これは、「ない」ものが「ある」と出てしまうことに繋がることです。
物質的なことを聞こうとすると、「ない」ものが「ある」と出ることは多々あります。
- 「あの人の血液型を当てよう」とか
- 「あの人に、お兄さんはいるのか当てよう」とか
- 「今日の晩御飯を当てよう」とか
そういうことでオーリングテストをやると、デタラメな答えが出てしまいがちです。
もともと、エネルギー状態のプラスマイナスで測るツールなのですから、エネルギー状態が良いか悪いかだけを調べるために使いましょう。
慣れている人に「正しくできているか?」を確認してもらう
ペンジュラムもそうですが、答えの出方が人によって違います。
その人が持っている、波動の物差しのてっぺんがどのレベルにあるかによっても、「YES or NO」の答えが全く変わってきます。
オーリングテストは、本当に少しの感情のブレによっても影響されやすいので、孤独な状態できちんと出来ているかどうかを判断せずに、必ず、第三者にも確認してもらう環境を作りましょう!
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