スピリチュアルリーディング(エネルギー的なリーディングや、心のリーディングなど)というのは技術で、鍛えて行けば、どんな人でも少しずつ上達はして行きます。
ですが、そもそもスタートラインからかなり違いがある場合もあります。
「スタートラインから違う」というのは、向き不向きがあるということです。
さて、どのような人がリーディングが向いていない人なのでしょうか?
エネルギーや心を読むスピリチュアルリーディングの向き不向き
今回は、メタさんから見てリーディング(エネルギー的なリーディングや、心のリーディングなど)が向いている人と、向いていない人の傾向を書いてみたいと思います。
リーディングが向いていない人を3つ上げるとするならば、
- 思い込みが強い人(妄想をしてしまいがちな人)
- 自分の事だけしゃべりたい人(自己主張が強い人)
- 自己流、自分流というものを作ろうとしがちな人
この3つのどれかに当てはまる人です。
思い込みが強い人
思い込みが強い人には、いくつかのパターンに分かれます。
- 一つは、かなり固定観念にガッチガチに縛られているパターン。
- もう一つは、妄想をして、その妄想の中で生きているパターン。
どちらも、思いの強さが原因で「これはこういうものである」ということを自分自身に自己プログラミングをしてしまう傾向があります。
思い込みが強いと、思い込みの世界を作り込んでしまうため、その世界での出来事しか見えなくなります。
つまり、自分自身が作り上げた世界だけしか視界に入らなくなり、自分と周りの世界とが乖離(かいり)し始めます。
自分と周りとが認識する世界がチグハグしてくるということは、結果的に人のことを読み解くことは非常に難しくなります。
自分の事だけしゃべりたい人
自分の事をしゃべりたい人というのは、自己主張が強い傾向があります。
表面的に自己主張が強いと見えなくても、心の中で
- 「自分のことを知って欲しい。」
- 「自分の言っていることを理解して欲しい。信じて欲しい。」
- 「自分の気持ちを知って欲しい。」
という欲を強く持っている人です。
もちろん、自分のことを知ってもらいたいということは、悪いことではありません。
ですが、アウトプットの欲が強すぎると、インプットとアウトプットのバランスが取れなくなります。
つまり、自分のことをわかって欲しい人は、極端に人の話を聞くことが苦手です。
心のリーディングをする時は、人から情報を引き出すのですが、その時に、もろにその傾向が現れます。
情報の引き出し方が下手なのです。
情報の引き出し方が上手な人は、相手が答えやすい状態に練ってから質問をするため、スラスラと必要な情報が出てくるのですが、
情報の引き出し方が下手な人は、相手がどう答えるかさえ予測せずに、ただただ当てずっぽうで質問をするため、相手が困惑してしまうことがあります。
例えば、「相手のことを深く知りたい。だから相手が答えやすい質問をしよう。」ではなく、「自分が質問したいことだけ質問したい。相手がどう答えてくれるか楽しみだ。」といった感じで、自分の事しか考えない質問の仕方をします。
情報の引き出し方が下手ということは、相手に興味が無いんですね。
興味が無いということは、知りたいという気持ちが薄い。
知りたいという気持ちが薄いのに、見抜くためのリーディングなどできるはずもありません。
そういったことが理由で、自分の事をしゃべりたい傾向がある人は、結果的に人のことを読み解くことは非常に難しくなります。
自己流、自分流というものを作ろうとしがちな人
ここでまず伝えたいのは、「自分流、自己流が悪い」ということを言っているわけではありません。
自分流が向いている人と、自分流をやっちゃいけない人がいます。
- 自分流が向いている人は、自分流というものを作ろうとせず、学んだ一つのことを徹底的に磨きあげようとしている人。
- 自分流が向いていない人は、学んだことをきちんと磨き上げようとせず、良いとこ取りをしようとして自分流というものを作ろうとする人。
です。
自分流が向いていない人のパターンは、「思い込みが強い人」と、「自分の事をしゃべりたい人」、両方と似た性質なのですが、自分の中の世界だけで完結してしまいがちな人です。
学んだ一つのことを磨き上げる人は、磨き上げる過程で、それが正しく磨けているかどうかを、しっかり確認することも怠りません。
つまり、自分の目線だけでなく、その道のプロに判断をしてもらうことも徹底的にやるんですね。
良いとこ取りをしようとする人は、その道のプロに判断をあおいだ時にダメ出しを食らった時に、「わかってくれない」と避難されたように受け止めてしまいます。
「わかってくれない」というのも「自分のことをわかって欲しい」という欲があるからなんですね。
避難されると「いや、自分のやり方があるから」と、聞くことをしなくなり、磨き上げが間違った方向に進むことが起こります。
つまり、自己流を行こうする人は、受け取り拒否をしがちな傾向にあります。
受け取り拒否をしがちな人は、自分の世界観というものを強く持っているがために、人の言っていることを物事を深く読み解くことができないですよね。
こういうタイプ人は、結果的に人のことを読み解くことは非常に難しくなります。
リーディングが苦手な人は、リーディングが苦手だと思っていない…
これまで3パターンのリーディングが向いていない人を書きましたが、実は、リーディングが苦手な人ほど、リーディングをしたがります。
それは、自分がリーディングが向いていないということを認識できていないんですね。
それは、自分の理想とする世界観(思い)が強すぎるから。
なので、リーディングが向いていない人は、メタさんが「君はリーディングは向いていないタイプだよ」と伝えるので、しっかりそれを受け止めることから初めてみてください。
リーディングが向くタイプに変化することもある
「リーディングが向いていないタイプだよ」とは伝えますが、リーディングが向かないからと言って、諦めさせることはしません。
なぜなら、心やエネルギーのことを教えるには心を読み解くことは必須で、メタさんはそれを上達するための方法を教えているのですから。
「リーディングが向いていないタイプだよ」と伝える理由は、今現時点でどのくらいのレベルにいるのか?を理解してもらわないといけないからです。
リーディングが向いていないのは、上記の3つのタイプの人に近い傾向にあるということ。
この3つをしっかり解決して行けば、必然的にリーディングが向くタイプになって行き、リーディングは上達して行きます。
だから諦めないで、「否定された」と思い込まないで、しっかり現在の自分のレベルを把握して、上達をして行ってください。